当院からのお知らせ

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今回は、徳島大学大学院 ヘルスバイオサイエンス研究部

 

口腔保健学講座 口腔機能管理学分野 教授の

 

松山 美和先生のお話です。

 

 

テーマは「摂食・嚥下機能の検査と診断・評価」でした。

 

今回一番印象に残ったことは、

 

「不顕性誤嚥(サイレント・アスピレーション)」です。

 

「誤嚥」とは、食物等が気管に入ってしまうことで、

 

多くは「むせ(防御反応)」を伴います。

 

しかし、この機能が低下・麻痺していると

 

「誤嚥」しても「むせ」ない場合も多くあるそうです。

 

 

したがって、「むせ」がないことが安全に摂食・嚥下

 

できていることではないのだと改めて学びました。

 

 

そのため、何らかの異変や疑いが見られた場合、

 

VF(ビデオ嚥下造影検査)やVE(嚥下内視鏡検査)等の

 

専門機器を使用した検査も必要となってくるのだと感じました。

 

 

歯科衛生士 川原 彩乃

2014年09月19日(金) お知らせ |

今回の講座は、岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センターの

 

前川享子先生のお話です。

 

「歯科衛生士が行う摂食嚥下リハビリテーション」

 

について学びました。

 

 

学校でも習いましたが、やはり食事の時の姿勢は、誤嚥せず

 

上手に食べ物を飲み込むためにとても重要なことだと

 

改めて学びました。

 

ポイントは、口が喉より下になるように前かがみ姿勢をとることです。

 

顎をひいて、その下に指が4本はいるくらいが丁度良い顎の位置

 

になります。

 

そして、足は膝の角度が直角になる位置がいいです。

 

車いすの方は、フットレストが車輪があるため、足が少し前に出る

 

ようになっているので、フットレストから足を下ろしたほうが

 

良いそうです。

 

 

患者さんが、美味しく楽しく食事をとれるよう、歯科衛生士として

 

患者さんに情報提供できるように、様々な知識を身に付けて

 

いきたいです。

 

 

 

歯科衛生士 川原彩乃

 

2014年09月17日(水) お知らせ |

昨日の月例研修会は、

 

こうざと矯正歯科クリニック 大野清二先生のお話でした。

 

「日常臨床で遭遇する口腔粘膜疾患」ということで

 

多くの情報をとても解りやすくお話していただきました。

 

口腔粘膜のターンオーバーは2~3週間だそうです。

 

老化したお肌もこのスピードで生まれ変わって欲しい・・・

 

大野先生が教えてくださったアフタゾロンのつけ方に感動!!

 

塗布した部分に水をつけると表面がかたまって

 

唾液で流れにくくなるそうですよ。

 

毎食前・食後・寝る前の1日7回の使用がおすすめだそうです。

 

来月は、いよいよ赤松歯科医院の新人が

 

香川県臨床アカデミーデビューします。

 

お楽しみに・・・

 

歯科衛生士  金川 幸代

 

 

 

 

2014年09月10日(水) お知らせ |